2013年12月22日

ベナンで苦しむ僕の仏語力を紹介します。

派遣前訓練が駒ヶ根で始まる前、先輩隊員の報告書やブログでベナンについて情報収集した。その際、目に留まったのは、多くの人が語学で苦労した話を書いていることだった。

フランス語は大変なんだなぁ、と半ば他人事のように思っていたが、現地に来てみて、
僕も例にもれずフランス語で苦戦している。

先輩隊員の報告書やブログには、フランス語で苦戦したことは書かれていても、その人のフランス語力に関しては触れられていないことが多い。情報収集していた時は、「で、この人はどれくらいの実力があって、苦戦しているのだろうか。」と疑問に思っていた。

そこで、今回は、ベナンで苦しむ僕のフランス語力、フランス語との接触(ちょっと他言語も含めて)を紹介したいと思う。これから協力隊に来る人の参考になれば幸いである。誇張や謙遜をすることなく伝えたいと思う。


大学の第二外国語として2年半勉強。仏語は結構好きだったし、仏検受験したかったこともあって、結構一生懸命勉強したように思う。(2008年4月から2010年7月)
仏検準2級所有(2010年2月くらいだったかな。3年以上前だ。2級は一次合格、二次不合格。2010年6月ころ。)
仏語圏滞在は、フランス3週間、モロッコ1週間。(旅行。2011年6月。ほとんど英語を話していたように思う。)
・その後入所前までフランス語との関わりなし。入所前にちょっと復習したくらい
・駒ヶ根入所時、フランス語で質疑応答が出来た。(クラス分けテストの面接。相手の言っている内容もそれなりにわかったし、単語を探しながらそれなりに言いたいことは言えた。伝わっていたかの自信はあまりなかった。)

他言語
・日本語:ネイティブ(神奈川弁。地元帰ると「〜だべ」とか言う。)
・英語:アメリカ留学(10か月)のおかげでそれなりに話せる。(帰国子女の前では恐れ多くて話せないけど、留学経験者とならそれなりに自信を持って話せるレベル。協力隊の語学区分で言えばAランク。)
・他の言語:まったく知らない


資格としての準2級は持っているものの、訓練から3年以上前の話なので、入所時には文法や単語に関してはそんなに実力がなかったと思う。
ただ、英語が話せるようになったおかげで(英語からの流用を駆使した)会話力は準2級合格当時より高かったと思う。

駒ヶ根の訓練では、単語力・会話力ともぐんと伸ばした。
そのおかげで会話に関しては、仏検2級は合格できるのではないかと思うレベルまでは上達した(仏検2級は単語が圧倒的に難しいので、一次試験合格が難しいかもしれない)。
退所時の試験では、男性女性名詞を間違え過ぎ、英語からの流用が多すぎる点を注意された。

ベナンに来るまでの僕のフランス語力はこんな感じ。ベナンに来てから、ベナンのフランス語に慣れてきた以外は大きくは成長していないので、今も変わらないかなと思う。


こんな僕は、現在フランス語で苦戦を強いられている。
簡単な会話なら問題ない。しかし、相手に一生懸命聞いてもらって、ゆっくりと簡単な言葉で話してもらって、ようやく会話を成り立たせている。
彼らの好意に甘えている形でのコミュニケーションである。

この「甘え」。
甘えている事実そのものが嫌なのだが、それより「甘え」が出来ない時、すなわち相手が忙しい時や疲れている時に、まともなコミュニケーションが取れなくなることに困っている。

特に、単語力不足とリスニング力不足は深刻で、すぐに理解できないから相手を苛立たせてしまうことも少なくない。相手が大人な対応をしてくれているから、なんとか活動が出来ている。

「対等」なコミュニケーションが出来ていない。

ベナンの文化なのかどうかはわからないが、仏語が出来ないというだけで下に見られ、軽く見られてしまう。(他の仏語圏アフリカはどうなんだろうか)

仏語が出来ない→忙しい時に会話出来ない→重要情報が入らない→活動に支障がでる
こんなことも実際に起こっている。


コミュニケーションでは、「ノンバーバルコミュニケーション」が大事だとよく言うし、それにはすごく納得している。もしかしたら、僕の場合、このノンバーバルが弱いのかもしれない。言葉なんてなくたって上手にコミュニケーションとる人は取るのかな。

でも、僕は、やっぱり活動をするうえでは、言葉は大切だと思っている。
言葉で悔しい思いをしている。

訓練所にいる時、コトヌーでの訓練中には「あれ、僕のフランス語って結構いけてるんじゃないか」と思っていたが全くそんなことはなかった。全然足りない。
もう一度書く。全然足りない。


これから協力隊の人、
語学は死に物狂いで勉強することをお勧めします。

それではまた。
およみいただきありがとうございました。
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posted by 木村だっくす at 01:19| Comment(2) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あー、すっごいわかる。痛いほどわかる。
相手と対等で話ができないことは、特にこういう立場で活動をする上で最も深刻だと、私も毎日思いながら生活しています。私たちの立場は上でも下でもなく、「対等」であって、尚且つ一緒に話しながら進むことに意味があるんだと思う。それに、日本だったら一瞬で伝わることがこっちでは今でも伝わらなかったりするね。
言葉ができないことは、思っていたよりも相手との間に大きな壁を作るね。乗り越えるか壊すか穴を探してくぐるか、出来る手段を使って壁の向こう側に行けるようにがんばろう。。
Posted by ろみ at 2014年01月09日 16:06
ろみ、
ほんとそれよ。言葉は大切だね、なんだかんだ言っても。
壁の向こう側に行きたいね。とにかくできることはすべてやりたいね。たくさん話したり。集中力切れかけても必死に聞いたり。家に帰ってから勉強したり。4月までにはそれなりのレベルにもっていきたい!あと三カ月!
Posted by 木村だっくす at 2014年01月13日 06:33
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