2014年01月13日

簡単な活動報告1(学校訪問、評価表作成)

明けましておめでとうございます。

本年初ブログ更新。

「最近なにしているのー?」と先日twitterで協力隊同期に聞かれて、そう言えば活動について記事にしていなかったなと思い、今回はそれを記事にすることにしました。それと、2014年は活動を頑張っていきたいという思いも込めて、今年初ブログ更新を活動内容に関することに。
赴任から3カ月が経とうとしているところなので、ちょうどいい振り返りになるかな。

僕の要請は、「学校保健に関する活動をしてください」と大変大まかな要請なので、
何をやってもいい自由がある分、何をやっていいのかわからないというものでもあります。大学生になって急に自由になって、なにしたらよいのかわからない、あんな状況に似ています。

とはいえ、僕は前任者が下地を作ってくれていたおかげで、それなりにスムーズに活動に入っていくことが出来ました。
赴任から最初の一カ月は、配属先内部の様子や来所する人たちへの挨拶・人脈作りをしていました。これは以前記事にした通りです。

その後は、学校の様子を自分の目で見なければ何もわからないじゃないか、と思い、以下のような活動をしていました。


1.学校訪問
前任者からいろいろと資料をいただいていたおかげで、サケテ市内の小学校に関する「情報」は手元にあったのですが、
授業はどうおこなわれているのか、
どんな雰囲気なのか、
学校に行ったら何に注目すればよいのか、
どういう活動にするのか、
こういう疑問は「情報」だけでは解決せず、どうしても自分の目で見なければなりませんでした。そこで、11月の後半より学校訪問を少しずつ開始しました。

学校訪問.JPG

これまでのところ、これまで小学校12校(内、調査実施11校)、幼稚園3校を訪問しました。訪問校は、前任者の設定したパイロット校を中心に回っています。

自分としては、結構巡回した!と思っていましたが、こうして数字にしてみると大した数字になっていなくて、自分の「結構」は当てにならないなと実感します。

さて、訪問先の学校では、まずは現状確認ということで、
校長や教員へのインタビュー、トイレや手洗い場、各教室の飲み水の確保等の学校保健設備の確認、また、売り子周辺の衛生状況の確認を行っています。(ベナンの学校では、中年女性が校庭内で食事を売っています。生徒たちはここで朝ごはんや昼ごはん、お菓子を買います。)
チェックは、下に書く「学校保健衛生評価表」を基に行っています。


この学校訪問ですが、僕一人で行っているわけではありません。市内で学校保健活動に関わっている市役所衛生管理課職員(Animateurs d’hygiène et d’assainissement)と一緒に巡回しています(これもまた、前任者が作ってくれたコネクションのおかげで出来ていることです)。

彼らと巡回するメリットはいくつかあります。
メリット@コミュニケーション能力不足の解決
現地人の助けを借りると、コミュニケーションの問題は大幅に解決します。

学校訪問時の校長や教員とのコミュニケーションでは、短時間で効率的に情報を聞きとる必要があります。(短時間で効率的に情報を聞きとる必要性については別の機会に記事にしたいと思います。)ですが、僕の仏語力は、こうした短時間での効率的な聞き取りというのをするのに不十分です。
また、仏語が話せない売り子とのコミュニケーションは、彼らの助けなしにはほぼ不可能に近いです。(僕が出来る現地語は挨拶、それも「こんにちは」「お元気ですか」くらい。)

このコミュニケーションの穴を埋めてくれることは大変ありがたい。自分が発言する場面が異様に少ないのが気になっているところではありますが。

メリットA活動初期段階において、活動イメージを膨らませる
学校訪問時にどうふるまえばよいのか(礼儀、校長との接し方など)や学校保健のチェック項目についての知識がない活動初期段階において、同じ分野で活動する人たちの様子を間近で見れたことで、活動のイメージを膨らませることが出来たのは、僕にとっては大きな収穫でした。

また、ベナン人の仕事の仕方や仕事に対する姿勢などを垣間見ることができたのも大きかったです。今後の活動のアイディアにつながっています。


そんなこんなの学校訪問ですが、前任者設定のパイロット校がまだ数校残っているのでそれらの訪問までは続けます。あと2校!



2.学校保健衛生評価表の作成
学校訪問と並行して、「学校保健衛生評価表」なるものを作成しました。前述の市役所衛生管理課の人たちと共同で作成ました。正確には、市役所にもともとあった評価表をベースに作り直した、という感じです。

チェック項目は、保健委員会やトイレ(Latrines, Urinoirs)について、手洗い場の有無、飲み水の確保、売り子の衛生環境などについてです。
小学校用と幼稚園用を作成したのですが、どちらも100%完成とはまだ言えない状態で、いろいろと課題が残っています。

もっとも大きな課題は、各項目の質問事項とそれらにつけた点数の客観性が乏しいこと。
もともとあった評価表をベースにこの点数も配置しているのですが、現状ではその基準が明確ではありません。そのために、評価者個人の性格やその時の状況によって結果が変わる可能性が大いにあるため、評価表の信憑性に問題があります。

ある程度、調査が済んだ段階で、関係者の間で調査結果の情報共有を図る予定であり、また、今後もこの評価表を用いて学校保健環境、学校保健に対する各校の取り組みの進捗度を測っていく予定でもあるので、現状の評価基準が曖昧な評価表ではあまりよろしくない。

評価基準が明確で、ある程度誰が評価しても同様の結果が得られるような評価表作成にはもう少し時間がかかりそうですが、この評価表は今後の基準にもなりそうなので、少し時間がかかってもしっかりとしたものを作りたいと思ってます。

現在、ヒントを得るため、「プロジェクト評価の実践的手法 JICA事業評価ガイドライン改訂版」を読んでいるところです。


今回はこんな感じです。
配属先の管轄校92校全校訪問しよう、と思っていましたが、パイロット校訪問調査を終えた段階でいったん活動の計画を練ることにします。92校訪問は、時間がかかるうえに、明確な「軸」がないと「訪問をした」だけが成果となってしまう恐れがあるので、一旦慎重になって、2年間の活動プランを練りに練ってみたいと思います。活動のイメージもつき始めたことですし。

次の記事でも活動報告をします。

本年もよろしくお願いします。
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タグ:活動 サケテ
posted by 木村だっくす at 06:16| Comment(0) | 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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