2014年03月26日

DELF受けてきた

大変ご無沙汰しております。ブログ更新が停滞していた間、いろいろとありましたが、私はなんとか生きています。

さて、先日、ベナンでは年1回しか開催されないフランス語能力試験(DELF、デルフ)を受けてきました。

DELFの詳細に関しては、リンクを貼るだけにして、ここではすごく簡単に説明すると、
フランス語の聴く能力、読む能力、書く能力と話す能力を測る総合的なテストです。

DELFには試験のレベルがいくつかありますが、僕が受けたのは、B1とB2。日程は。B1が3月19日、B2が20日でした。
レベルはA1から始まり、A2,B1,B2,C1,C2と難しくなります。僕からみた今の僕のフランス語力はB1とB2の間くらい。(ベナンに来る前のフランス語力に関しては、以前の記事「ベナンで苦しむ僕のフランス語力を紹介します。」を参照してください)

さて、受けた感想ですが、
聴く:B1が思ったより難しく、B2が思った通り難しかった。
読む:そんなに難しくない
書く:制限時間に焦る
話す:B1は、できたのかできてないのか把握できない感じ。B2は圧倒的なミス!


聴くと読む
正直、B1はちょっと舐めてかかっていました。実際、DELFのウェブサイトにある練習問題を解いてみたところ、聴解と読解に限って言えば、それぞれ25点中、20点を超えていたので、本番もまぁいけるだろう、くらいの気持ちでいました。

しかし、本番になってリスニングが始まると、なにこれ珍百景状態。未知の土地に足を踏み入れたような、もう何を話しているのか、というか何が起きているのか分からない状態になりました。しかも、回答のほとんどは選択方式でなく、記述式だったので、あてずっぽうも使えない状態。何事も舐めてかかってはいけない、という教訓を得るとともに、リスニング終了間際から、朝舐めるようにして飲んだ飲むヨーグルトが下腹部を攻撃してきて、以後、DELFとヨーグルトという二つの敵と戦わなければいけなくなりました。

読解や書きに関しては、僕はそんな大きな苦労はなかったのですが、ヨーグルトとの戦いのせいで貧乏ゆすりが激しくなり周りの受験者には苦労をさせたかもしれません。

B2のリスニングは試験の前から「B2のリスニングはやべーどぅ」と独り言をつぶやいていたように、やべーかったです。ですが、読みに関しては意外と読みやすい題材で、結構正答率もいいんじゃないかと思えるような内容でした。

聴くと読むの対策とその効果
B2受験対策用として聞き取りの練習兼語彙力強化を狙い、日ごろRFI(フランスのラジオ局)のLe Journal en Francais Facile(簡単なフランス語のニュース、面倒なので以下「フフ」)を聞いています。

この「フフ」の効果についてですが、
聞き取りに関して言うと、B2受験者用としては、「フフ」では全然間に合いません。B2の聞き取りのスピードは、「フフ」の1.2倍の速度(もっと早いかも)なので、情報処理のスピードがついていきませんでした。僕は、「フフ」を聞いても、一回で理解できるのは大まかな部分だけで、ちゃんと理解するためにはスクリプトを見なければだめなので、B2に歯が立つわけはありませんね。

ただ、この「フフ」は、B2読解向けの語彙力強化にはいいかもしれません。試験本番の読解でも、「フフ」で覚えた単語がいくつも出てきました。しかもそれらの単語が、ちょうど設問で問われるような文章の中心的な単語だったので、「フフ」さんのおかげで理解できたーって思うところも少なくなかったです。

書く
さて、書きですが、B1、B2両試験とも制限時間との戦いでした。特にB2では、試験官が「残り30分」と言ったときに、「残り5分」と聴き間違いをして(なぜ)、焦って仕上げようとして、必要最低単語数に足りないという大事件が起きました。「長い5分だな」と思った時に、自分が時計もっていることを思い出して、確認してみるとまだ15分ほど残っていました。おっちょこちょい、というかわいい形容詞をつけて自分を慰めることにします。

そんなくそバカな僕は、ボールペンで文章を書いていたので、書いたものをぐちゃぐちゃと消す以外に手段はなく、ぐちゃぐちゃ消して書きなおして、という作業をしたら、それはそれは大変汚い答案用紙が出来上がりました。その答案用紙を見ただけでも不合格を突き付けたくなるような「きったねぇ」解答となってしまったことは、今後も反省して行こうと思っています。

話す
これに関しては、ほとんど何も準備せずに臨みました。話す、ではお題が与えられて、そこからテーマの抽出、問題提起、議論の展開(ここまでが個人のプレゼン)、そして試験官との質疑応答をすることになっています。

「テーマの抽出が必要なのは、これからどんな事柄について話すのかを試験管と共有するためで、プレゼンの始めにしっかりと示さなければならない」

これは、試験官に言われた言葉です。そう、試験中に忠告を受けました。つまり、テーマの抽出をしなかったのです。なんとなく、頭の中に描いただけで、それを試験官にしっかりと伝えなかった。質疑応答で「テーマは?」と聞かれた時も、頭のなかでふわふわしていたからうまく伝えることが出来なかった。

さらに議論の展開部では、具体的な例を交えながら、自分の意見のサポートしなければならないところ、具体例をほとんど提示しないという失態を犯しました。

これ以上書くと嫌になるので、ここらでやめますが、とにかくB2の「話す」は絶望的な出来で、このせいで合格は遠のきました。


まとめ
試験はこんな感じでした。結果は、約1カ月後にわかるそうです。舐めていたB1もやらかしたB2も全体的な出来はあんまり良くなかったので、どっちもかなり不安です。結果をみるのが非常に怖い。しかも結果は試験会場に張り出されるという辱め付き。

今回の試験の失敗から学んだのは、とりあえず僕の「フランス語はしょぼい」ってことです。今後、猛烈に勉強しなければ!という気持ちになりました。

てことで決めました。もう勉強します。来年の受験のときにはB2余裕合格、C1ギリチョン合格、つまり来年までにフランス語力「中の上」を目指して勉強します。

・RFIは1.2倍の速度で聞く、フランス映画を見る
・Jeune Afriqueという雑誌、LeMondeオンラインで読みと語彙力を鍛える
・時折、テーマにそって(主にB2対策用問題集にあるテーマ)書き、Lang-8という語学学習SNSサイトに投稿する
・いろんなテーマについてベナン人と話す。その時に自分の使っているフランス語の正確さも意識する。
・文法をしっかり学ぶ(接続法などもしっかり)。中級者用文法書の購入も検討中。


最近、どこかで「1万時間の法則」ということを聞きました。超一流になれるかどうかは才能ではなく、それに対して1万時間の時間を割く努力が出来るかどうか、という意味です。
1日10時間で1000日(3年弱)、1日5時間で2000日(5年半)。

この計算だと、1日10時間やっても協力隊派遣期間中に超一流にはなれませんが、1日3時間(1年で1000時間ちょっと)、可能なら5時間くらい(1825時間)取るつもりで勉強を続けていけば、1年後には「中の上」になれるかもしれないという気持ちで勉強して行こうと思います。

そうなると、ブログ記事を書いてる時間がもったいないので、そろそろ書くのをやめます。Jeune Afrique読もうっと。

それでは。
posted by 木村だっくす at 08:01| Comment(5) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月22日

ベナンで苦しむ僕の仏語力を紹介します。

派遣前訓練が駒ヶ根で始まる前、先輩隊員の報告書やブログでベナンについて情報収集した。その際、目に留まったのは、多くの人が語学で苦労した話を書いていることだった。

フランス語は大変なんだなぁ、と半ば他人事のように思っていたが、現地に来てみて、
僕も例にもれずフランス語で苦戦している。

先輩隊員の報告書やブログには、フランス語で苦戦したことは書かれていても、その人のフランス語力に関しては触れられていないことが多い。情報収集していた時は、「で、この人はどれくらいの実力があって、苦戦しているのだろうか。」と疑問に思っていた。

そこで、今回は、ベナンで苦しむ僕のフランス語力、フランス語との接触(ちょっと他言語も含めて)を紹介したいと思う。これから協力隊に来る人の参考になれば幸いである。誇張や謙遜をすることなく伝えたいと思う。


大学の第二外国語として2年半勉強。仏語は結構好きだったし、仏検受験したかったこともあって、結構一生懸命勉強したように思う。(2008年4月から2010年7月)
仏検準2級所有(2010年2月くらいだったかな。3年以上前だ。2級は一次合格、二次不合格。2010年6月ころ。)
仏語圏滞在は、フランス3週間、モロッコ1週間。(旅行。2011年6月。ほとんど英語を話していたように思う。)
・その後入所前までフランス語との関わりなし。入所前にちょっと復習したくらい
・駒ヶ根入所時、フランス語で質疑応答が出来た。(クラス分けテストの面接。相手の言っている内容もそれなりにわかったし、単語を探しながらそれなりに言いたいことは言えた。伝わっていたかの自信はあまりなかった。)

他言語
・日本語:ネイティブ(神奈川弁。地元帰ると「〜だべ」とか言う。)
・英語:アメリカ留学(10か月)のおかげでそれなりに話せる。(帰国子女の前では恐れ多くて話せないけど、留学経験者とならそれなりに自信を持って話せるレベル。協力隊の語学区分で言えばAランク。)
・他の言語:まったく知らない


資格としての準2級は持っているものの、訓練から3年以上前の話なので、入所時には文法や単語に関してはそんなに実力がなかったと思う。
ただ、英語が話せるようになったおかげで(英語からの流用を駆使した)会話力は準2級合格当時より高かったと思う。

駒ヶ根の訓練では、単語力・会話力ともぐんと伸ばした。
そのおかげで会話に関しては、仏検2級は合格できるのではないかと思うレベルまでは上達した(仏検2級は単語が圧倒的に難しいので、一次試験合格が難しいかもしれない)。
退所時の試験では、男性女性名詞を間違え過ぎ、英語からの流用が多すぎる点を注意された。

ベナンに来るまでの僕のフランス語力はこんな感じ。ベナンに来てから、ベナンのフランス語に慣れてきた以外は大きくは成長していないので、今も変わらないかなと思う。


こんな僕は、現在フランス語で苦戦を強いられている。
簡単な会話なら問題ない。しかし、相手に一生懸命聞いてもらって、ゆっくりと簡単な言葉で話してもらって、ようやく会話を成り立たせている。
彼らの好意に甘えている形でのコミュニケーションである。

この「甘え」。
甘えている事実そのものが嫌なのだが、それより「甘え」が出来ない時、すなわち相手が忙しい時や疲れている時に、まともなコミュニケーションが取れなくなることに困っている。

特に、単語力不足とリスニング力不足は深刻で、すぐに理解できないから相手を苛立たせてしまうことも少なくない。相手が大人な対応をしてくれているから、なんとか活動が出来ている。

「対等」なコミュニケーションが出来ていない。

ベナンの文化なのかどうかはわからないが、仏語が出来ないというだけで下に見られ、軽く見られてしまう。(他の仏語圏アフリカはどうなんだろうか)

仏語が出来ない→忙しい時に会話出来ない→重要情報が入らない→活動に支障がでる
こんなことも実際に起こっている。


コミュニケーションでは、「ノンバーバルコミュニケーション」が大事だとよく言うし、それにはすごく納得している。もしかしたら、僕の場合、このノンバーバルが弱いのかもしれない。言葉なんてなくたって上手にコミュニケーションとる人は取るのかな。

でも、僕は、やっぱり活動をするうえでは、言葉は大切だと思っている。
言葉で悔しい思いをしている。

訓練所にいる時、コトヌーでの訓練中には「あれ、僕のフランス語って結構いけてるんじゃないか」と思っていたが全くそんなことはなかった。全然足りない。
もう一度書く。全然足りない。


これから協力隊の人、
語学は死に物狂いで勉強することをお勧めします。

それではまた。
およみいただきありがとうございました。
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posted by 木村だっくす at 01:19| Comment(2) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

東京都内のフランス書籍専門店

前回のエントリで仏仏辞典を買ったことを書きました。今回はどこで買ったか、という話。

端的にいうと、都内にあるフランス語書籍専門店に行ってきたのですが、ちょっとややこしいことが。

語学講師のお勧めやウェブサイトによると、フランス語図書のお店は都内で二つくらいあるらしく、それを頼りに以下の二店を訪れることにしました。
フランス図書
欧明社

フランス図書は新宿、欧明社は飯田橋にあるということで、まずは家に近い新宿のフランス図書にいくことにしました。

ホームページの住所を頼りに、新宿駅西口郵便局あたりをうろついてみるものの一向に見当たらない。歩けど歩けど見つからない。住所はこの辺なのに、と思いながら、再度ウェブサイトをチェックしてみる。
すると、住所の上にちょこっと書いてありました。

2013年5月、小社は下記へ移転しました。
移転先に店舗はございませんが、公費でのご購入や、私費ご購入分の通信販売など、店頭販売以外のご用命はこれまで通り承ります。電話・電子メール・郵便等でお申しつけください。

フランス図書さんは、現在店舗を構えていないようです。残念。オンラインで購入するとき利用することにしよう。

ということで向かったのが飯田橋。欧明社は飯田橋から5分くらい歩いた路地にありました。雰囲気のある店構え。

oumeisha.jpg

フランス語辞典を何冊か手に取り、上述のle robert & cle と比べながら吟味して、当初の予定通りの仏仏辞典を手に入れました。欧明社さんは、店のなかにぎっしりフランス語の書籍が詰まっていて、もっとフランス語ができるようになって、通いたいなぁとおもうようなお店でした。ベナンから帰ってきたらまた寄ろうと思います。

そんなこんなで、現物を見ながらフランス語図書を探すのであれば、飯田橋の欧明社さんに行くのが良いのかなと思います

今日も、お読みいただきありがとうございました。
posted by 木村だっくす at 15:47| Comment(0) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月22日

仏仏辞典買いました。

9月17日に派遣前訓練を修了しました。
後半はまったくブログ更新できませんでしたが、書き溜めたメモを起こして後々少しずつやったこと、思ったことを公開しようと思います。

帰ってきてから、いろいろと派遣に向けた準備をしています。準備すべきものはいろいろとあると思いますが、今回買ったのは、フランス語学習のための仏仏辞典
訓練期間中、語学講師から仏仏辞典を使いなさいと強く勧められていました。ただ、辞典は高いので、現物を見て、何冊か比較してから買ったほうがよいとのこと。そこで、フランス書籍を専門に扱っているお店に探しにいきました。

飯田橋の欧明社さん

Le Robert & CLE international, Dictionnaire du français 

という仏仏辞典を購入しました。
le dictionnaire.jpg
訓練期間中、図書館においてあったこの辞書を使ってよく勉強をしていて、使い慣れていたので、これにしました。
僕が思うこの辞典を良いポイントは、
説明が難しすぎない(使ってみてなんとなくそう感じる)
フォント(色使い、文字の大きさ)がちょうどよい・見やすい
同じサイズの他の辞書よりちょっと軽い(持ち運びが少し楽)

ベナンで穴があくほど使っていくつもりです。


今回、仏仏辞典と同時に、カミュの『異邦人』(Albert Camus - L'étranger)も購入したので、フランス語学習に使いたいと思います。(知らない単語ばっかでだいぶ苦戦していますが。)

また近々、この前までの訓練の様子とか準備の状況とかをアップしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
posted by 木村だっくす at 17:49| Comment(0) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

【17日目】仏語は英語じゃない。

訓練17日目。あと53日。

最近、時間がたつのがだんだんと早くなってきました。
こんなんだと、あっという間に訓練も終わって、ベナンに行く日がくるのだろうな。。。
それまでにやることはやっておきたいものです。


さて今日は、仏語のスピーチがありました。約5分間。
トピックは自由に決めて、司会進行も自分でやります。
speech.jpg

自分の出来としては、まずまず。今の段階では、それなりにおっけーなレベルだったのでは。

講師の評価は、「悪くない(Pas mal)」でした。
あまり褒めない講師なので、Pas malは比較的良い評価だと思います。

しかし、同時に注意されました。

僕の中では、フランス語と英語はすごく似ていると思ってます。多くの単語が共通してるし、日本語と英語の違いに比べたら、フランス語と英語なんてほぼ同じ言語だろ、みたいに思ってます。
フランス語でわからない単語があったら、英語をフランス語読みすればある程度伝わるんじゃないかって考えです。

そんなんだから、今日、注意されました。
フランス語は英語じゃない。フランス語を話すときに、英語(フランス語発音)で単語を代用しすぎだと。

「英語とフランス語をごちゃまぜに話しているとどっちの言語も中途半端になってしまうよ。」
「英語が分かる人に話す時は良いけど、フランス語しか話せない人は、理解してくれない」

こう言われてハッとしました。

当然なんですが、そうだよなぁと思いました。

ベナンには、英語を話せる人はほとんどいません。
一部の優秀な人たちを除いては、皆話しません。
以前、アブランクーの視学官事務所の所長さんとお会いしましたが、彼ですら(視学官事務所所長ですら。※ちなみに、僕の配属先も視学官事務所。)英語がまともに話せなかった。


中途半端な英語の力を借りることなく、フランス語の能力を高めていかないといけませんね。
もうすこし頑張ってみます。


最後に今日のスピーチで使ったワンフレーズ(辞書の例文の受け売りです)

Il ne faut pas mesurer les autres à son aune.
(自分の物差しで他人を評価してはいけない。)
心に留めておきたいフレーズです。

お読みいただきありがとうございました。
posted by 木村だっくす at 23:12| Comment(0) | フランス語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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